きがるに書くログ

「マカロニグラタン」と同じアクセントです

寄付について

歳を取ってよかったこと

人間、歳を取ると疑い深くなってひねくれるものだと思っていたけれど、むしろ素直になるのかもしれない。まだ三十ウン年しか生きていないものの、20代までの、ぴっちぴちの若者時代をすぎた身として、そう思う。

「よき人生とは何か」とか「わたしはどう生きるべきか」とか考えちゃうよね

「幸福とは……」とか「人生とは……」みたいなテーマに興味があり、そういう本に惹かれやすい。ちょっと前に読んだ『私の生きた証はどこにあるのか』も「そういう本」だ。 ユダヤ教のラビであるH・S・クシュナーが著した本書によると、タルムードには、人にはそ…

お金を「送りたくない」団体への寄付にも意義がある?

超・当然のことをいうけれど、寄付をするときは「ここにお金を送りたい」と思う相手(慈善団体なり自治体なり)に送るものだ。「強制的な寄付」みたいな話は別として、寄付する相手について多かれ少なかれ調べたりしてから寄付をするのが普通である。 ……なの…

部屋さむい、暖房代やばい

WHO(世界保健機構)によると、「寒さによる健康影響から居住者を守るための室温」として推奨されるのは18℃以上だそうだ*1。 *1:https://www.mlit.go.jp/common/001500202.pdf

『親切の人類史』を読んでちょっと救われて、ちょっと寂しくなった話

マイケル・E・マカロー『親切の人類史 ヒトはいかにして利他の心を獲得したか』を読み終えた。「血縁者でもない赤の他人を助ける」という性質を人間がどのようにして獲得したのか、という謎に、進化心理学の観点から迫る本である。 言うまでもなく、人間は他…

赤い羽根共同募金の使い道は、「何に」「いくら」使ったかまで見られる

先日、読んでいた本に「赤い羽根共同募金」の話が出てきたとき、おれは赤い羽根共同募金のことについて何も知らないことに気づいた。 複数のNPO団体にマンスリーで寄付をしていて、寄付という行為に多少は興味があるつもりでいるのだけど、それなのに赤い羽…

『寄付白書2021』を素人が読んだら

帯に「ファンドレイザー・研究者・メディア・行政の方、必携の書」と書いてある。どれでもないのに買ってしまった。 しかし、それでも読んでみると「へー」と思うことが多くおもしろかったので、素人なりに印象に残ったところをつらつらっと書く。

「NPOは信頼がない」solio1周年記念生配信メモ&感想

solio(ソリオ)という寄付のサービスがある。 solio.me どういうサービスかは公式サイト↑を見てもらうとして、そのsolioがサービス開始一周年を迎えたそうで、先日、一年を振り返り今後について語る「1周年記念生配信」がおこなわれた。 リアルタイムでは見…

熱心に寄付をするのは「いいこと」か?

solio(ソリオ)という寄付のサービスがある。 寄付先を個別の団体ではなく「ジャンル」で選ぶのが特徴で、例えば「国際協力」というジャンルに寄付すると、そのお金が「国際協力」のジャンルに登録されている複数の団体へ平等に分配される仕組みだ。 寄付を…

寄付はいいぞ

毎月、某NPO団体に寄付をしている。 金額はナイショだけど、別に金持ちなわけではなく、むしろ月収十ウン万円の低所得者なので、まあお察しください。 当然、好きでやっている。やってみるとなかなかいいものなので、もっとカジュアルなものになればいいのに…