きがるに書くログ

「マカロニグラタン」と同じアクセントです

2023-01-01から1年間の記事一覧

どうせ死ぬのになぜ生きるのか『幸福と人生の意味の哲学 なぜ私たちは生きていかねばならないのか』

最近読んだ本でよかったのがこれ。「どうせ死ぬのになぜ生きるのか」を考えずにいられない人は読むといいと思う。

本ばっか読んでる人間に特有の概念:「次の本」

趣味らしい趣味が読書くらいしかなく、ここ数年はだいたい常に切れ目なく何かしらの本を読んでいるのだけど、こういう(「たまに本を読む」とかでなく)「常に何かしら読んでる」タイプの本読みには「次の本」という概念があると思う。

歳を取ってよかったこと

人間、歳を取ると疑い深くなってひねくれるものだと思っていたけれど、むしろ素直になるのかもしれない。まだ三十ウン年しか生きていないものの、20代までの、ぴっちぴちの若者時代をすぎた身として、そう思う。

「細巻き」は口内炎にやさしい

前回の記事に引き続き不健康な話でアレだが、先日、食事中に下唇をガッツリ噛んでしまい、その傷が立派な口内炎に育ってつらい日々を送っている。 下唇の口内炎は何を食べても痛むのだけど(それどころか何も食べなくても痛むのだけど)、それでも比較的食べ…

ゴーゴー!耳管開放症!

(これはおれが患っていると思われる「耳管開放症」という病気について書いた文章だけど、この病気に悩んでいる人に役立つ内容は一切ないことを、あらかじめお断りしておく)

YouTubeで教会の説教聴くの面白いよ

いや「教会の説教が」というか「牧師の奥田さんの話が」というべきかもしれないが、ともかく、福岡県北九州市の「東八幡キリスト教会」という教会の動画を(キリスト教徒でもないのに)最近よく観ている。 東八幡キリスト教会のYouTubeチャンネルには、毎週…

スマホで首が痛くなったらシャワーを浴びよ

大人になってからゲームをすっかりやらなくなったのだけど、「トリグラフ」というスマートフォンのゲームは例外で、もう600時間以上やってるのに、いまだに首が痛くなるまでやってしまうときがある。

「よき人生とは何か」とか「わたしはどう生きるべきか」とか考えちゃうよね

「幸福とは……」とか「人生とは……」みたいなテーマに興味があり、そういう本に惹かれやすい。ちょっと前に読んだ『私の生きた証はどこにあるのか』も「そういう本」だ。 ユダヤ教のラビであるH・S・クシュナーが著した本書によると、タルムードには、人にはそ…

お金を「送りたくない」団体への寄付にも意義がある?

超・当然のことをいうけれど、寄付をするときは「ここにお金を送りたい」と思う相手(慈善団体なり自治体なり)に送るものだ。「強制的な寄付」みたいな話は別として、寄付する相手について多かれ少なかれ調べたりしてから寄付をするのが普通である。 ……なの…

ストレスや困難への対処法の「答え」は、もう出ているのでは? という話

なににつけても、「こうするのが正解!」みたいな答え(もしくは真理)に簡単に飛びついてはいけないのだけど、「ストレスや困難には、どう向き合ったらいいのか」という問題に対しては、すでに一定の答えが出ているのでは、と思っている。

キリスト者が問う「神がいるなら、なぜこの世に悪があるのか?」などなど 『宗教を「信じる」とはどういうことか』

某所で本書を「好著」と評したレビューがあるけれど、その通りだと思う。信仰のない人間が「宗教」に抱きがちな疑問が解決……こそしないものの、宗教に対する考えが深まる本である。

部屋さむい、暖房代やばい

WHO(世界保健機構)によると、「寒さによる健康影響から居住者を守るための室温」として推奨されるのは18℃以上だそうだ*1。 *1:https://www.mlit.go.jp/common/001500202.pdf

本の謝辞が好き

丁寧でいて、かつ必要以上にへりくだらない態度というものがあると思う。丁寧であろうとするあまり、へりくだりすぎれば「卑屈」になり、却っていい気持ちがしない。これを適切におこなうには、ある種のバランス感覚がいる。

『親切の人類史』を読んでちょっと救われて、ちょっと寂しくなった話

マイケル・E・マカロー『親切の人類史 ヒトはいかにして利他の心を獲得したか』を読み終えた。「血縁者でもない赤の他人を助ける」という性質を人間がどのようにして獲得したのか、という謎に、進化心理学の観点から迫る本である。 言うまでもなく、人間は他…