きがるに書くログ

「マカロニグラタン」と同じアクセントです

ゴーゴー!耳管開放症!

(これはおれが患っていると思われる「耳管開放症」という病気について書いた文章だけど、この病気に悩んでいる人に役立つ内容は一切ないことを、あらかじめお断りしておく)

ありがたいことに、おれは基本的には心身ともに健康な人間なのだけど、どうも「耳管開放症(じかんかいほうしょう)」の気があるらしい。

耳管開放症は、耳の中の「耳管」というチューブが(普通は適切に閉じたり開いたりするところ)開きっぱなしになる病気だ。これになると鼻で息を吸うときに呼吸音が耳の中でゴォーっと響くようになる。痛いとか痒いとかではないが、なにせ不快で結構つらい。

発声時に自分の声が耳の中で大きく響くのも症状の一つで、こうなるとコミュニケーションに差し障る。四六時中発症しているわけではなく、一日のうちに発症しているときと、していないときとがある。

一時期は病院に行くくらいだったのが、いつの間にか治ったようで(病院に行って治ったわけではなさそう*1)自分が患っていたことすら忘れていたのだけど、最近また症状が軽く出始めて、いやだなぁという感じである。

 

病気の明確な原因はわかってないというか、特定が難しいらしい。とある耳管開放症の治療法の本によると(そういう本を買っちゃうくらいだったのだ)、この病気はなんらかの原因から身体に不調が生じ、その不調のあらわれとして発症するものなのだという。

ググって出てくる耳鼻咽喉科のサイトでは「体重の減少」や「自律神経の不調」などが原因として挙げられていて、やはり原因は「いろいろある」なのだろう。「これ」という原因がわかっていればいいのに、厄介である。

ただ、おれの場合はストレスや自律神経が関係ありそうだと思っている。というのも、仕事中に症状がよく出るのだ。とくに気を張っているときに多い。そして家に帰ると治るのである。体調を崩すほどストレスフルな生活は送っていないつもりだけど、なんの本だったか、「男性は30代から自律神経のバランスを崩しやすくなる」という話を読んだ覚えがあるから、そんなものなのかもしれない。

 

耳管開放症の特徴として、「鼻をすすったり、下を向いたりすると一時的に治る」というのがある。おれもこれをやると一時的に治る。

ただし「鼻すすり」は鼻によくないから、なるべくやらないほうがよい。耳がゴーゴー鳴り出したら、下を向いて一旦落ち着くのがいいと思う。まあ、なんにせよ自愛したいものですな。

*1:おれの場合は病院に行っても大して良くならなかったけど、「おれの場合は」というところは強調しておく。この病気に悩んでいて、まだ病院に行ってない人は、まず医者に診てもらうといいと思う。