疲れ目の時にやる「眼球体操」というのがある。 目玉を上下左右に動かしたり、ぐるっと回したりするアレだ。
この本によると、あれは網膜剥離の原因になるから、やっちゃいけないらしい。
疲れ目が最近の悩みである。一日中パソコンに向かう仕事をしているし、趣味は読書だ。
さらにこのごろは「トリグラフ」というスマートフォンのゲームにどハマリしているので目を休ませる暇がない(面白いからあなたもやろう)。
なんとかしなきゃ、ということで本書を読んだ。疲れ目のことだけではなく緑内障や白内障などについても書かれているが、疲れ目のところを重点的に読んだ。
本書では目の仕組みや疲れ目の原因、目をケアするための生活習慣について触れられている。
斬新で画期的な治療法とかは書いていないが、こういうのは斬新なことより基本的なことを書いているほうが信頼できるものである。目のケアの基本的な知識を知ることができてよかった。
目薬やホットタオルもいいけれど、結局は目を使いすぎないのが疲れ目対策には大事らしい。
あと、冒頭に書いた通り眼球体操は良くないらしく、本書によれば、眼球を激しく動かすと網膜の線維が引っ張られて破れ、網膜剥離を起こすことがあるそうだ。
もっとも、目の本なんてこの本以外に読んだことがないから鵜呑みにはできないけれど、鵜呑みにしない前提で参考にしよう。
さて、読んだからには実践したい。
なにより、目を使いすぎないことだ。おれが目を使うよく使う場面といえば仕事、読書、ゲームである。どれか(もしくはすべて)を控えて目への負担を減らさなくてはならない。
読書の時間はなるべく減らしたくない。おれの一番の趣味である。
となると控えるべきは仕事だ。辞めるのは影響が大きすぎるが、席を立ったりしてサボることはできる。
どうにもおれは「いい子ちゃん」なので与えられた仕事を一生懸命やってしまうのだけど、仕事のために趣味の時間を削られてはたまらん。これからは全力で仕事をサボろう。
ゲームは……なるべく控える。ゲームなんてのはハマりすぎるとロクなことにならないのだから、ほどほどに楽しむのがよろしい。
……とはいえ、ゲームなんてのは「ついついやっちゃう」ものでもあるから、これが一番の難関なのだけれど(この間もちょっとステータス確認のつもりが30分くらいやってしまった)。
(それはそれとしてトリグラフは面白いのであなたもやろう)