きがるに書くログ

「マカロニグラタン」と同じアクセントです

寄付はいいぞ

毎月2万円、寄付をしている。手取りの10%以上の額だ(一行目から低年収がバレてしまった)。

毎月寄付なんかしている人は少数派だろう。

でも個人的には、もうちょいみんな気軽にやったらいいのに、と思う(もちろん、できる余裕がある人はという話)。

寄付のなにがいいのか、自分なりの考えを書いてみる。興味を持つ人がいてくれたらうれしい。

※この記事では主に街頭募金などの寄付ではなく、より積極的に自分で寄付先を選んでする寄付について書きます。

街頭募金を否定はしないけど、自分から積極的に寄付先を選ぶほうが寄付の良さを感じられると思います。

「気になる問題」があるのなら

たとえば病気とか貧困とかで苦しんでいる人のニュースをみた時に、なんか考え込んじゃうことって、ないだろうか?

つらくなったり、いまの社会には問題があるよなぁと考えたりした経験がある人は、寄付の良さが分かると思う。

というか、いまの社会に問題がないと思う人はほぼいないだろう。

貧困、差別、環境などなど、その人なりの「気になる問題」を持つ人も少なくない(はず)。

でも、大抵の人は「なにかしなくちゃと思うけど、何をすればいいかわからない」状態じゃないだろうか?

ボランティアとかはハードルが高い。そもそも時間が取れない。

部屋から一歩も出ずにできる支援

そこで寄付だ。そういう人にこそ、寄付というお金の使い方があるよとお伝えしたい。

自分が気にしている問題に取り組むNPO非営利団体)に寄付をしよう。

ぼくの理解では、国がやってくれないなら自分たちでやろうぜ、というのがNPOだ。

社会のあらゆる問題に取り組むNPOが世界中にある(日本には約5万団体)。

寄付とは、自分が行動できないかわりに、実際に行動している人たちにお金を託す行為だ。

ボランティアとかデモとかに参加するのはハードルが高い。

でも寄付ならできる。それも部屋から一歩も出ずに。こんな手軽にできるアクション、他にないじゃないか!

「推し」を見つけよう

寄付の良さをもうひとつ挙げるなら、「推しを応援できるうれしさ」もある。

NPOの人の本とかツイッターとか読むと、本当に、懸命に問題へ取り組んでいるのが分かって心を打たれる。

単純に応援したくなるのだ。

好きな人や共感できる人を応援するうれしさや楽しさを知っている人は多いだろう。じつは寄付にもそういう側面がある。

意思表示のチャンネルを増やす

「選んで応援する」という意味で、寄付は選挙に似ている。

でも、選挙のときっていつもゲンナリするだろう。「この中から選ぶの……」と毎回思う。

その点、寄付は選挙区の縛りもないし、掲げる「公約」も明確だから、応援したい人を見つけやすいのがいい。

よく、投票に行くことは意思表示をすることだと言われる。

でも寄付という選択肢を知ると、意思表示の手段は投票だけでないことに気づく。

寄付は、意思表示のチャンネルを増やす手段とも言えるだろう。

寄付先の選び方

で、どこに寄付をするか。

冒頭に書いたとおり、寄付の良さを感じられるのは「自分で積極的に選んだ団体にする寄付」だ。

なので、自分が関心のある問題に取り組む団体を選ぶのが一番だと思う。

ニュースとかを見て心が痛んだ問題があれば、その問題に取り組む団体を探そう。

団体の探し方はシンプルにググるのがいい。

「〇〇(社会問題) NPO」とかでググると主要な団体のページが出てくる。

個人的な感覚だけど、この方法だとよくわからない怪しい団体はあまり出てこないので、これが一番いいと思う。

ググる以外だと「GoodMorning」という、社会問題に特化したクラウドファンディングのサイトもある。

camp-fire.jp

共感できると思う団体があったら、気軽に寄付してみてほしい。

単発でも毎月でも、1000円くらいから寄付できる団体が多い。

定額寄付はいいぞ

もちろん単発の寄付でもいいけど、個人的には少額でも毎月寄付するほうが、寄付の良さを実感できると思っている。

やっぱり、継続して支援しているほうが、その団体を応援しているぞという気持ちが強くなるのだ。

毎月寄付をすると、その団体の情報をチェックするようになる(ちゃんと使われてないとイヤだから)。

すると、

  • 「住まいのない人に食料を配布しています」
  • 「今年は貧困家庭の子どもの学習支援を〇〇人が利用しました」
  • 「今年は〇〇件のマラリア治療を行いました」

というような活動情報が入ってくる。

世界を少しでもよくしようと活動している人が本当にいて(本当にいるんですよ!)、自分もその活動に参加できると分かる。

ぼくが思うに、寄付の良さを一番感じられるのはこういうときだ。

大河の一滴」になるしかない

寄付をしている人間の実感として、寄付は心がきれいで目がキラキラした人だけのものではない。

もっと不満とか怒りからくる寄付もあっていい。

それから、寄付は一部のお金持ちだけのものでもない。

2017年の日本人の寄付額の中央値は4000円だそうだ。小さいお金の集まりが大きいお金を作っている。

言うまでもなく、一人でできることは微々たるものだ。

でも、そもそも一人で社会を変えることなど誰にもできないだろう。

誰にもできないのだから、「何もしない」ではいたくないなら、「大河の一滴」になるしかないのだ。

意外といいものですよ、なってみると。

寄付をしてみよう、と思ったら読む本

寄付をしてみよう、と思ったら読む本

 

↑これ、いい本です。寄付について包括的に知るにはこの本がいい。NPOが社会に果たす役割もよく分かる。 

「社会を変える」お金の使い方――投票としての寄付 投資としての寄付

「社会を変える」お金の使い方――投票としての寄付 投資としての寄付

  • 作者:駒崎弘樹
  • 発売日: 2010/12/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

↑これもいい本だった。

ひとり親向けの病児保育事業を手掛けるNPO法人「フローレンス」代表・駒崎弘樹さんの著書。

こういう、ひたむきな人がいることを知ると、寄付という行為に対する考え方も変わる。